なんだか大切にされてないな、と感じる時には
現実は変わります。あなたがそれを選ぶならば!
なんだか、大切にされていない。他人から、ないがしろにされている気がする。
わたしのことを、もっと大事にしてほしい!!
そんな気持ちを抱えている人には、良いお知らせです。
だいじょうぶ。現実は変わります!
なぜなら、自分の人生の創造主は、他の誰でもない、自分自身だからです。
毎日毎日、昨日までの続きをなんとなく生きている。
そんな時には、あなた自身が無意識で、「創造性を発揮しないことを選んでいる」のです。
自分の人生を自分でクリエイトしていくのか、またはこのまま、受動的に生きていくのか。
それを、あなた自身が選ぶことから始めましょう!
自分の現実のパターンを見直してみましょう
さて、現実を変えていくためには、今の状態がどんなものであるのか。まずはそこを明確にする必要があります。
そのうえで、どんな方向に舵を切っていくのか、自分自身で選ぶのです。
やってみることは以下のふたつです。
・意識を向ける方向を「周り」から「自分」に変える
・自分が持っている「現実のパターン」を知り、手放す
意識を向ける方向を「周り」から「自分」に変える
他人軸から自分軸へ
「自分軸」「他人軸」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「他人軸」とは、他人からの評価や世間の目、「こうあるべき」だという一般常識を軸にしている状態です。
多くの人(特に日本人)はこれが正しいあり方だと信じてしまっています。
「わがままはいけないこと。」「〇〇のために我慢しなさい」「他人に迷惑をかけてはいけない」
そんなふうに言われて育った人が多いのではないでしょうか。
<こどものため><〇〇のため><〇〇がこう言うから・・>
一見「正しい」あり方のように見えますが、その生き方を続けていくと、苦しくなってきます。
正当に評価されないことへの怒り、自分が犠牲になったのに望む結果が得られない怒り。
<〇〇のためにこうしたのに!><せっかくやったのに!><こんなにしてあげてるのに>
<〇〇のせいで・・>
長く続けていくと、どんどん関係性が息苦しいものになっていきますね。
「正しい」ことは大切かもしれません。
が、人と人との関係性の中で正しさを振りかざした時、そこに生まれるのは「争い」です。
対して「自分軸」とは、生き方の軸を自分自身に置くこと。
あなた自身の「こう在りたい」「これが好き」「これが嫌い」を大切にする生き方です。
一見「わがまま、ジコチュー」と捉えられがちですが、実はこの軸があってこそ、ほんとうの意味での思いやりや優しさを発揮できるものなのです。
自分を尊重できる。だから、相手も自然に尊重することができる。
自分に優しくできる。だから、まわりにも自然に優しくできる。
相手も自分も喜びで居られる「愛と調和」のスタンス、それが自分軸です。
ずっと他人軸で生きてきていると、「自分の声が聞こえない」「何をしたいかわからない」状態になってしまっていますが、大丈夫です。
自分に目を向けて、少しずつ、自分との絆を取り戻していきましょう。
あなたがほっとする時間は、どんな時間ですか?
その時間を大事にしましょう。
自分自身へプレゼントをするつもりで、あなたが進んで、ほっと安心できる時間をつくりましょう。
あなた自身の声を聞いてみよう
「さびしいな」「大切にしてもらえていないな」「愛されていない気がするな」そんな気持ちに目を向けることには、抵抗があるかもしれません。見たくない、と思うかもしれません。
でも「変わりたい」と思った今こそ、チャンスです。
まずはあなたが日常で、「どんな感情を感じているか」を観察してみてください。
感情を味わわなくて良いですよ。どんな気持ちを感じているか、淡々とノートに書き出してみましょう。
そして次には、その気持を感じる状況を書いてみましょう。
「○○に、こういうことを言われる。」
「わたしがやりたいことを、誰も賛成してくれない」
など、など・・
感情が出てきて、悲しくなったり苦しくなったりするかもしれません。
感情が出てくることを許して、どんどん書き進めてみてください。
ああ、わたしはこんなに悲しかったんだね、苦しかったんだね。
がんばってきた自分自身をねぎらい、いたわる視点を持って受け入れましょう。
自分が持っている「現実のパターン」を知り、手放す
その後はもっと視野を広げてみてください。先程書き出してみた状況からもっと広げて。
別の場所では、どうでしょうか?
家庭、親族間、職場、趣味のサークル、PTA、などなど・・
もしかして、おなじような状況が、現実として現れてきてはいませんか?
「あなたが大切に扱われない」という、現実。
または、あなたが陥りやすい「現実のパターン」が見えてくることはないでしょうか?
今の職場で悩んでいること、そういえば、職種が異なる前の職場でも同じようなことで悩んでいたな・・・というのはよくあることかもしれません。
もしそうであったとしたら、あなたの潜在意識がその現実を創り出して、あなた自身に見せています。
「もっと自分に目を向けて!」「あなたが手放したほうが良い観念があるよ!」
そんな、自分自身からのメッセージです。
おめでとうございます!
あなたは、長らく自分自身の無意識領域から送り続けていたメッセージを、やっと受け取ることができました。
これまでの苦しみは、あなたの魂の成長に必要な気づきをもたらすために、あなたの人生に現れてきていた現象です。
さぁ、もう必要ないですね?
その現実パターンは手放しましょう!
「わたしは本来、どう在りたいのか?」
あなたがこの世に生まれてきて、今の環境で生きられるのは一回きりです。
残りの人生の中で一番若いのが、「今この時」。
だから、なんでもできますよ!
間違えたのなら、方向を変えてみればよいだけです。
さあさあ。選びましょう。わくわくするほうへ。
赤ちゃんが自分の興味へ向かってパッと手をのばす、あの感じです。
自分に現れてきた現実のパターン。その奥の奥には、「ほんとうはこう在りたい」というあなた自身の深い思いが隠れています。
どうかそこに繋がってください。
「わたしはどう在りたいの?」「わたしは、何が好き?」
いつもいつも、自分へ問いかけてみてください。
自分の思いを尊重し、その思いからの行動、今までとは違う一歩を踏み出した瞬間から、あなたのこれまで繰り返してきた現実パターンは終了となり、手放すことになります。
自分軸で、人生をクリエイトしていきましょう!
まとめ
周りの人は自分を映す鏡だと言いますね。あなたの目に映る現実のすべてが、自分自身の内面を映している鏡です。
良いとか悪いとかをジャッジするものではありません。
あなたがご自分の本質<本来の美しさや輝き>を取り戻すためのヒントになるのが現実世界だと知ってほしいと思います。
「周りから大切にされない現実」は
「自分がなにより、自分自身を大切に扱っていない」という
あなたの内面の不調和が、現実に映し出されていただけのこと。
あなたが変われば、あなたの世界は確実に変わります。
どうかその過程を楽しんで、自分への信頼とあなたの本来持つ力を、取り戻していってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント